はだかのハッタツ

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挨拶なんかいらねえよ【わがままアスペ】

 

私はありがたいことに短時間勤務をしており、他の人より遅く出勤して早く帰らせてもらっているのですが、そんな中でもんのすごいストレスなのが「挨拶」。そうまごうことなき挨拶。

 

いやした方がいいのは分かってるんだ。いやしなきゃいけないのは分かってるんだ。いいや「しなければならないこと」なんだッ!!!一般的にはそうなんだろう、挨拶をしないなんて礼儀知らずもいいところ、「ワタクシ皆様と打ち解けるつもりがありますよオーラ」も装えないヤツはブキミだ。そんでもって不愉快だ。だって普通はそんなオーラ、出したくなくても出すべきなのに!オレもイヤでもそうしてるのに!

 

でもなんつうの、そもそも他人に話しかけ話しかけられるのが苦痛なアスペには拷問でしかない。そりゃされりゃ返すさ、「挨拶を無視するリスク」より「挨拶を返すコスト」の方が低くて済むからな。一番の問題は私が職場の中で誰よりも短時間勤務で下っ端で、常に自分から「挨拶をする側」にいることなんだ。

 

自分から挨拶するってイヤだよなぁ、そもそもタイミングが分からない。

 

・こいつはこいつらは私の存在に気づいているのか?声をかけても気づかれないんじゃあないか?そもそも声をかけるべきなのか?

・待て、下手に声をかけて目立つよりコソっと入ってコソっと帰ったほうが迷惑にならないんじゃあないか?

・考えてみりゃ挨拶ってなんなんだ?「敵意」が無いことを示すのってそんなに大事か?形式に拘る理由を聞きたい、目線を合わさず笑顔も浮かべず何なら体ごとそむけて「おう」「ういー」なら私にだって負担にならないのに……。

 

 

なんてことをぐるぐる思いつつ挨拶をする。でも全然気持ちの良い挨拶なんかじゃない、むしろ覇気もなくイヤイヤ感たっぷりの「むしろされてもムカつくだけ」な挨拶ごっこを週五日毎朝毎晩するんだ。

 

自称かぶってるはずの定型仮面はどこに行ったかっていうと、

 

・「挨拶するタイミングを測る」ことと「定型仮面をかぶる」ことが同時にできない時が結構な頻度である

・「したくもない挨拶をして やってんのに (ん?)その上定型仮面まで被らなきゃいけねえのかよ」という気持ちと「でも定型仮面を被っといた方がめんどくさくないぞ」って気持ちが脳内でせめぎ合っちゃってどこもかしこもフリーズした結果無表情になる

 

なんてことが多いので、運良く定型仮面をかぶれても半分くらい素顔が見えちゃってるんだよね。

だってしょうがないじゃないアスペなんだから。って言ってしまえりゃいいのに。。。

 

「双方向性のあるコミュニケーションをとりたい」って気持ちが欠落しているのに、コミュニケーションのきっかけを作るための心から気持ちの良い挨拶なんてできるわけないんだよ……。

 

なんてここまで書いてて気がついたんだけど、私は「挨拶をしない・されないことが心地良いから他の人もそうすべき」って思い込んでるからそうならない世の中に腹が立ってたんだな。

多くの人は「挨拶をする・されることが(心地良いかはともかく)普通」なのだから私がそっちに合わせるべきなのよね……。

 

でもそれがストレスなんだよぉぉおぉぉぉ。。。